ダウンとフェザーの可燃性

米国で提案されている寝具の燃焼性基準とは？

カリフォルニア州の住宅設備断熱局には、次の2つの規制分野がある（詳細はウェブサイトを参照→https://bhgs.dca.ca.gov/）。

1. 2005年1月より、マットレスの新しい燃焼性基準が施行された。この規格TB-603は、従来のマットレス規格よりも厳しいものである。
2. カリフォルニア州法は、住宅火災における寝具の影響を検討するよう同局に求めている。寝具が重要な役割を果たす場合、同局は燃焼性基準を策定しなければならない。提案された基準TB-604は2004年に作成された。2007年には研究室間試験が完了した。規則制定、施行、施行の時期は未定である。

米国連邦政府の消費者製品安全委員会（CPSC）は、ベッド用衣類の全国的な燃焼性基準の導入を検討している。CPSCはカリフォルニア州と協力するか、独自の連邦基準を策定するか、あるいはまったく何もしない可能性もある。www.cpsc.gov

ダウンやフェザーは可燃性ですか？

すべての繊維製品は、直火に長時間さらされると燃えます。ダウンやフェザーはくすぶりますが、発火しにくいです（特に他の詰め物に比べて）。

カリフォルニア事務局による寝具製品の初期テストでは、ダウンとフェザーの製品は、提案されている寝具の燃焼性規制の基準のいくつかをクリアした。ダウンとフェザーは、他の詰め物素材と比較しても良い結果を出している。カリフォルニア州は当初、羽毛布団をこの基準案から除外した。ダウンとフェザーの枕はまだ検討中

他の国にも燃焼性に関する基準はありますか？

ヨーロッパでは、防炎生地による個人の健康や一般的な環境問題への懸念から、寝具製品の燃焼性基準の採用には消極的である。

英国は寝具の燃焼性基準が最も厳しい国のひとつである（ただし、掛け布団はこの基準から除外されている）。カナダの燃焼性基準については知らない。